人類の創意工夫と勇気の証人

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湊かなえ「少女」

ネタバレなんてしないよ

 

 

 

見た

 

たまたま他の映画を借りに行ったら目についたので借りてきた。

 

予告が強烈だったのは覚えてる。

飛び降りようとする女の子の手を掴んで飛び降りを止めるかと思ったら、最後にはその手を放すその予告に目を奪われて、元から「自殺するなら飛び降りだ」と思ってる自分は、その映像に心奪われ、そのシーンだけはいつまでも覚えていた。

タイトルなんて覚えてないつもりだったけど、意外と覚えてるものだなって。

 

 

ちょっと複雑な事情を抱えた女子高生。

いや、ちょっとではなかったかもしれない。「普通の人間」からすれば理解できない概念かもしれない、不幸でしかない。

この二人は不幸になっていく、お互いの不幸の落とし穴に落ちて、また不幸になっていくかもしれない。

本当の不幸ってそういうものだ。

悪気は無くとも、本気で怨んだ末に刺したって、それは罪だし、裁かれるものである。

 

 

 

「もしかして、お父さんの下着と一緒に洗っても大丈夫なタイプ?」

 

 

 

そんな台詞だった気がする(酔っててちゃんと覚えてない)

実際に話の途中である取引を持ち掛けた男が、由紀に自分の下着と一緒に“お父さん”の下着を洗わせるんだけど………

 

大してその話は面白くない。

一瞬で流される茶番。

 

本当の闇。少女性を目の当たりにしていた自分からすれば、あまり面白い作品では無かったかな。

“非現実”という言葉が一番似合う作品だと感じた。

人間はこんなふうに繋がらない。繋がればそれは奇跡だし、自分は奇跡は信じないから。信じさせてくれなかったから。

 

ただ、その繋がりが非現実で不幸だったからこそ、面白かったのかもしれない。

その非現実が人を引き付けたのかもしれない。人は無益な非現実を愉しむ。

だけど言おう、人間はこんなふうに不幸にならない。

こんな奇跡でもって不幸になったりはしない。

 

不幸に理由なんか求められない。

ましてや、不幸を踏み台にした幸福など………。

 

あってはならないから。

 

 

 

 

遺書

2016年 9月1日 15 :23

―――――――――――――――――――――

子供なんて、みんな試験管で作

ればいい。選ばれた人間の卵子

精子で、優秀な人間だけを作れば

いい。

それがムリなら、生まれた子供

は全員同じ服、同じ食事、同じ部

屋、同じ教育、平等な環境で育て

ばいい。

そのなかで、努力と才能が足りな

くて、落ちこぼれ、迫害させるの

は仕方がない。

 

 

 

ヨルノ綱渡りは終わったのだ。

 

 

 

因果応報。地獄に落ちろ。